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◯日曜日の取り組み~身体づくりと教材マスターMAX~◯

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こんにちは。国立教室の釜田貴子です。 今、新型コロナウィルスの影響でお家にいる時間が長くなり、身体を動かす機会が減っているのではないでしょうか。緊急事態宣言が解除された今も、まだまだ普段どおりの生活ができない状況で、体力の低下などがみられるのではないでしょうか。 そのような状況を打開しようと、たすくグループではみんなで一緒に身体を動かす機会をつくるために、オンラインを通し、特別なプログラムを実施しています!          タイトルは「日曜日だよ!全員集合!」です。                                            北は北海道、南は鹿児島まで全国各地にいるたすくのメンバーさんとスタッフをWEBで繋いで、身体を動かすという壮大なプログラムです。メンバーさんもスタッフも自宅からの参加のため、気軽に参加がしやすく、毎回多くの方が参加してくださっています。 中々直接会えないような全国の仲間の顔を見ることができ、“仲間がいる”という安心感やHAPPYな気持ちも分かち合えます。 プログラム内容も充実しています。バランスボールエクササイズやタオル体操、ペアトレーニング、ストレッチなどお子さんにとって必要な様々な運動プログラムを用意しています。 プログラムの中にチャレンジ動画という企画があります。普通の運動よりも秒数が増えるなど、難易度が上がるものに家族でチャレンジした動画を全国のみんなで見ながら一緒に挑戦する企画です。国立教室に通うご家族もたくさんの方が挑戦してくれていました! 毎回、参加してくださるお子さんの顔が、とてもにこやかな笑顔の方が多いので、こちらも元気をいただいています。 また、7月5日の日曜日は身体作りではなく、オンラインでの研修会を予定しております。 それは、 2020年度 第1回J☆sKeps研究会 教材マスターの集いMAX   です。 国立教室の保護者の方が、今までの子育てについて、語ってくださいます。 以下、ご案内になりますので、興味がある方、他の親御さんの話を聞いてみたいという方、ぜひお問い合わせください。

全ての子どもたちに、挑戦の機会と、再挑戦の機会を!〜自閉症啓発デーに寄せて〜

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こんにちは。 TASUC国立教室の鳥居麻生です。 新年度を迎え、新しい環境での生活が始まります。 TASUC国立教室では、ご家族と共に「一貫性と継続性のある支援体制」を構築するべく、ますます力を注いで取り組んでいきます。 今年度は、トライフル(18歳以上の、社会生活に向けた学びの場)に2名の新入生を迎えました。それぞれの挑戦や再挑戦を、全力でサポートします。 さて、4月2日は世界自閉症啓発デーです。 「癒し」や「希望」の意味を持つブルーをテーマカラーに、各地で啓発の取り組みが行われています。 TASUC国立教室では、啓発週間である4/5(日)に、TASUC国立教室、早稲田教室のメンバーご家族とともに、ブルーのものを身につけて集まりました。 今回は、安全を鑑みて、それぞれが自宅からWebを使って集まりました。 会の冒頭に保護者の代表の方に挨拶をしていただきました。 「世の中に、本人や親の意思を知ってもらえるように、伝えていきましょう!」 と心強い言葉がありました。 仲間と繋がり、正しい理解をもって世の中に伝えていくこと。 そのために、TASUCは親御さんがお子さんのことを正しく理解し、関わる力を向上させることやスタッフが家族と一丸となって道を切り開いていくことに全力を注ぎます。 「すべての子どもたちに、挑戦の機会と、再挑戦の機会を!」 これからも、まだまだやるべきことは山ほどあります! だから、力を合わせて、決して諦めず、挫けずやり遂げてみせます!  〈ずっと、一緒だよ!〉  2020.4.5

「自らの意思で決める!」〜じっくり考え、伝えよう。自分の道は自分で切り開く人を育てる〜

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こんにちは。TASUC国立教室の鳥居麻生です。 今回は、たすくが大切にしている考え方についてブログを書きます。 たすくでは、「やりたい仕事に就かせてあげたい!」この理念のもとに、ご家族・本人・たすくスタッフが集います。 「やりたい仕事に就かせてあげたい!」この思いを叶えるために、 ご本人(お子さん)には意思決定する力をつけて、自分のことは自分で守ることを教えます。 高校3年生のKさん。 昨年入会し、先日2回目のアセスメントを受験しました。 入会当初は、いつもと違う状況や緊張する場面になると、行動が止まってしまう様子が多く見られました。 そこで2つのことを目標に療育を進めました。 ①自ら予定を確認できるスケジュールアプリを使用すること。 TASUCの教室での勉強の場面に限らず、家庭や学校、外出先・・・とあらゆる場面で使うことを徹底。 〈電車での移動時も!〉 いつものツール、流れがわかっていれば、安心して取り組めることが増えます。 〈修学旅行用にオリジナル化して〉 ②自らじっくり思考する力をつけること。自分で判断し、伝えるために、見渡したり、見比べたりする課題に取り組みました。 左から右の順番に物を見ること、自ら見比べることが課題だった1年前。 左手を添え、順番に指を指して見る学習を続けました。 今では、自分で見比べ、指を指し、「3時!」と自信を持って答えられます。 自信を持って判断ができることで、取り組める活動が広がります。この力こそ「やりたい仕事に就く」ための力なのだと、Kさんを通して改めて感じました。 〈そして・・・こんなところでも。〉 先日は、富士登山にチャレンジ! もちろん、スケジュールを携帯しました。バス車内で、確認。 苦しい時も、確認してもう一踏ん張り気合いを入れ直します! 富士登山は過酷なことも多く、何度もめげそうになりました。 そんな時でも自分の意思で決める! 「頑張ったら、温泉に入る!」この見通しがあるからこそ、自らを奮い立たせ、最後まで歩き切ることができました。 これからも、ご本人の意思決定の力を高

夏休みこそ、チャンス!〜サマースクール の様子〜

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こんにちは。TASUC国立教室の鳥居麻生です。 幼稚園・保育園、学校は夏休みに入り、皆さん生活リズムは崩れていませんでしょうか? さて、今回は、TASUCの療育による成果についてのエピソードを紹介します。 TASUCでは、一人一人の得意なことや課題についてしっかりと理解をし、その理解に基づいて子に合わせた指導を行なっています。 普段は1対1での学習場面や家庭での学習でコツコツ積み上げたことを、場面が変わっても力が発揮できるかをみていく必要があります。 普段の成果を確認するのに、夏休みは、ぴったり! TASUCでは、「サマースクール 」と題して、夏休み期間に、次のようなスキルを確認・指導しています。 たとえば ・歩行や公共交通機関での移動スキル ・場面にあった休憩ができるかどうのスキル ・自分の意見や困ったことを伝えられるスキル ・活動にふさわしい態勢を整えられるスキル などです。 サマースクールに参加したAちゃん。 Aちゃんは現在小学2年生。小学校に上がってから一人で教室に通うことを練習してきました。お母さんがいなくても、いつもと変わらない手順であることや頼りにするツールを持っていれば、大丈夫!繰り返しの中で、一人での通学ができるようになりました。 自分のスケジュールは、本人もカードをお母さんと一緒に作って持ってきます。 今日何をするのか、見通しを持って活動することが定着しています。 移動時も、バスに自分で乗ることができるだけでなく、ICカードをバス停でカバンから出し、首にかけて用意をすることができています。 普段と違う予定の時こそ、力が定着しているか確認するチャンス! これからも、子どもたちがたくさんのことに挑戦できるよう、力が定着し、場面の広がりが持てるようにサポートしていきます。

早期からの療育で自信をつけよう!

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こんにちは。TASUC国立教室の奈良ともみです。 新緑の眩しい季節になりましたね。 TASUC国立教室では発達に心配のあるお子さんを中心に早期発達支援を行っております。 今回は早期から通っているお子さんの姿勢についてとお母様の声をご紹介します。 通い始めた頃は座位もフラフラしていたRちゃん。 保育園入園前は週3回TASUCに通い、日々の療育を積み重ねてきました。 課題を行う際は、足を床に付け、脇を閉め、左手を添えて右手で操作することを重点的に 活動を行いました。 療育での身体作りで学習態勢を整えることを中心に行い、フラフラしていた座位も、 背筋を伸ばししっかりとした座位をキープすることが出来ています。そのおかげで、座って絵本を読んだり、正面の相手に注目したりすることもスムーズになってきました! 身体が整うと、できることも増え、課題を終えた後は、本人の表情も、すっかり自信満々♩ 【お母様の感想】************   ダウン症の女の子です。2歳から1年間TASUCに通い、成長発達を支えてもらいました。 その伸びが、彼女のやりたいを支え、そして母の心の支えとなっています。   始めた頃は、合併症が多くて2年間で5回も手術を受けたころもあり、やっとヨロヨロしたお座りが出来るようになったくらいでした。それが、この1年で歩行距離を伸ばし、段差の小さい階段なら1人で昇り降りできます。   人は、当たり前ですが、心身一体です。TASUCの療育が良いなと思うのは、心身とも強くするバランスの良いクラスだからです。身体の成長とともに、認知面もとても伸びていると感じます。繰り返しの課題だからこそ、たくさんの上達を見ることが出来ました。   先生達はかなり学習を積まれておられ、熱心で、安心して通っています。子どもへのガイドの仕方から、日々の悩みまで一番近くで一緒に見守ってくれているので正確な助言を頂けています。 ********************* 毎日の療育の積み重ねが成果として表れ、今後の姿や活動が楽しみです! これからも、ご家族とともに、お子さんの成長に向き合っていきます!

挑戦と再挑戦の機会を!〜本人のチャレンジを支えるための学校との連携〜

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こんにちは、TASUC国立教室の鳥居麻生です。 新年度、新しい学校や新しい学級での生活がスタートしましたね。 張り切って通う子、ドキドキしながら通う子・・・様々だと思います。 今回は、新学期に向けてのご家庭と学校との連携について紹介したいと思います。 たすくに通うAちゃん。4月に小学校1年生になりました。 Aちゃんは、集団の前で発表することや初めての場面が少し苦手。ドキドキして、声がでなくなってしまいます。でも、お友達と楽しく遊んでいるときは、大きな声が出ます。 「大きな声で喋って!」「待ってるよ〜」(注目される)などの言葉がけにより、ますます頭の中が真っ白になってしまいます。 お母さんは、悩みました。 「どうしたら、Aちゃんが学校生活に適応できるのか?どうしたら、先生に特性や適切な配慮について正しく伝えられるのか?」 入学する小学校に、どのように本人のことを伝えようか?お母さんと作戦を練りました。そして、入学前に、学校との面談をしていただけることになり、そこで伝えることにしました。 伝える内容をお母さんと一緒に厳選し、先生方にも理解がしやすいように、「サポートシート」という形で情報をまとめることにしました。たすくでは、お母さんが、お子さんのことを正しく伝えられるよう、お母さまと一緒に言葉を考えて作成しています。 そして、面談を終え、後日お母様からご報告が。 「先生、サポートシートがあったおかげでよく理解してもらえました。配慮についても、学校の先生から具体的な提案をしてもらえました!」と嬉しいご報告がありました。 小学校に入り、すぐには慣れないことや困ってしまう場面もまだまだ多いですが、先生と本人のことを「共通理解」をすることができていることはとても心強いですね。 これからも、お子さんの正しい理解、そして対応について共通認識し、ご家族と学校とたすくとがタッグを組んで作戦を立てられるような関係を築いていきたいです。 ============== *個別相談会のお知らせ* 5 月 12 日 ( 日 ) / 6 月 9 日 ( 日 ) / 7 月 21 日 ( 日 )   ① 9:00  ② 10:30  ③ 13:00  ④ 14:30  ⑤ 16:00    会場 ▶︎ たすく国立教室   ( 186

見る力が成長の一歩になる!

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こんにちは。TASUC国立教室の古田万智です。 暑い日が続いていますが、みなさま体調はいかがでしょうか。 さて、今回は学習を支える学びの中の『注視物の選択』についてです。 先程『服装を考える』という話をしましたが、みなさんはどのように服装を決めていますか? 多くの方が、たくさんの地域の天気予報の中から自分の住んでいるところやこれから出掛けよう とする場所の気温を見て判断していると思います。 こういったことは普段何気なくしていますが、自閉症やADH Dなどの発達障がいのあるお子さんの場合そういったことが難しいことがあります。 その結果として何をしていいのかわからない、指示が通らないといったことが起こり、『困った』 状態になるのです。 必要なものを見ることは、課題を解決する上で必要になります。 そのために見る必要のあるものを選んで見る練習を重ねていくことが大切にしていきます。 例えば、靴を履かせたいとき。自分でやりたいのに大人が代わりに手を動かしてしまう。 本人の視線は明後日の方向を向いたままということありませんか? なかなか物に注目できないAちゃん。本人の動作のペースに合わせて大人がゆっくりと手を添えました。その結果、見てほしいものを見続けることができ、視線が自然に動くようになりました。 目標の行動を獲得するためには、何をねらってその動きをするのか、本人がそれを達成するには どうしたらいいかを考えながらを常に意識をすることが大切だと改めて感じました。 これからも、お母様と一緒に本人の力を伸ばすための支援技術について作戦を立てていきます! ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を! たすくグループは発達障害の専門家集団です。 一人ひとりのお子様に応じて理解し、それぞれに最適な療育方法をご提案します。 たすくは自閉症、アスペルガー、ADHD、LD(学習障害)など幅広い発達障害の 療育に携わり、10年の歴史他ある専門療育機関です。 私たちは一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸にして、 共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。 お子様の困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、 一貫性と継続性のある支援を一生涯とおして行なっていく基盤をご用意しています。

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