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10月, 2015の投稿を表示しています

10月20日 読みやすい工夫は?

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こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 TASUC国立は,たすく祭に向けた練習の真っ最中! 今年のたすく祭りのテーマは「朗読」です。 読む練習をすると同時に,チームで読むために自分の番まで「待つ」練習も必要です。 そのため,お子さんに合わせて,教材の工夫をして取り組んでいます。 Hくんは,担当ページが1番最後。 自分の順番が来るまでの見通しを持つために,本のページごとに担当のお子さんの顔写真を貼りました。 事前に誰が何ページ読むのかを,ページをめくって見通しをもってから練習開始です! 今,だれが読んでいるのか確認しながら自分の番を待ちます。 また,待っている間は,他の人が読んでいる文章を指なぞりすることに取り組みました。 あとどれくらいで自分の番になるかを確認できるので安心 「待つ」ためには,どれくらい待つかの見通しと,「待つ」ときに何をするかの目標想定が重要です。 お子さんの特性に合わせた教材を作成し,たすく祭優勝に向けて練習に取り組んでいきましょう! <ずっと一緒だよ TASUC国立>

10月13日 集中するための環境調整をしよう

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こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 今日の療育では,どのように感覚の調整をするか,という話題が出ました。 療育中に周りの話し声が気になり,「イライラするぞ〜」と集中が途切れがちだったKくん。 先生に「こんなのもあるよ」とイヤーマフを差し出されると,「つけてみたい!」とイヤーマフを装着してみました。 何種類かあるイヤーマフを試し,バンドがきつめのものを選んで勉強を再開! 周りの音が気にならなくなり課題に取り組むことができました。 将来自ら選択し使えるも考えよう。 場面に応じて必要なツールを使いながら,自ら学習しやすい環境を整える。 お子さんのニーズに合った機能的なツールや対処方法を一緒に考えていきましょう! <ずっと一緒だよ TASUC国立>

10月8日 たすく祭に向けて!

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こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 来月に控えた一大イベント,たすく祭。 今年のテーマは「朗読」です。 お家でも練習ができるように,療育でもたすく祭の練習が始まりました! 課題文は「よだかの星」と「風の歌を聴け」です。 文章を読むことがとても得意なRくん。難しい漢字もよく知っていて,自信満々で読むことができます。 そこで,1つポイントとして「抑揚をつけて読む」ことをRくんと約束。 リズムをつけて読むために,まずは先生が読んで,そのあとにRくんが復唱。 先生が読んだ文章をよく聞いてから読むことで,抑揚をつけながら読むことができました! わかち書きになっているプリントを使って読む。お子さんに合わせて教材も変えていく。 感情を込めて読むことは,簡単なようで難しいですね。 まずは相手の声色をよく聞いて,模倣しながら読んでいきましょう。 <ずっと一緒だよ TASUC国立>

10月1日 相手が変わってもできるかな?

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こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 前期の振り返りも終わり,今週から後期の療育が始まりました。 人とコミュニケーションをとることが大好きな,Nくんとの療育でのエピソードです。 後期の療育では,「相手が変わっても,同じように頑張れるか」という般化の視点で,療育者が変更になりました。 休憩時間にブロックで上手に作品を作ることができたNくん。 この作品を先生に見てもらいたい!と,先生に作品を向けましたが,先生はお母さんとお話中…全く気付いてもらえません。 困ったNくんでしたが,PECSブックの表紙に,前期に練習した「見てください」のカードに気が付きました! バーに「先生 見てください」とカードを貼って,先生に渡すことで,無事先生に作品を見せることができました。 先生のカードを使って構文する。どうやって注意喚起をするかも重要。 たくさん人と話したいNくん。 違う相手でも自分のツールを使って,「伝わった!」「見てもらえた!」という経験をたくさんしていきたいですね。 <ずっと一緒だよ TASUC国立>

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