12月22日 冬休みの目標を決めよう
こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 今週で2学期が終わるお子さんも多いのではないでしょうか。 教室では,冬休みに向けてお子さんの目標を立て始めています。 自分自身で立てたり,先生とお母さんでそうだんしたりと, お子さんによって立て方は様々です。 今日の療育では,Kくんの冬休みの目標を一緒に考えました。 勉強や運動,お手伝いなど,ジャンルごとに目標を決めて,それを達成するための 具体的な作戦を考えます。 目標を立てた後の,「それをどうやって達成するのか」という,具体的な手順を 考えることが重要です。 勉強では「算数と英語を頑張る」という目標を決めたKくん。 「具体的に,何を頑張るの?」と聞くと,少し考えてから「苦手なところを復習する!」と宣言。 他にも, 「早寝早起き」を達成するために「目覚ましをかける」や, 「雑巾掛けをする」を達成するために「ゴミが落ちていないか確認する」など, 具体的な作戦を考えることができました。 「全部やる」「頑張る」だけでは,課題自体の精度が落ちたり,何を頑張ればいいのかが わかりにくくなってしまいます。 お子さん1人だけで考えることが難しい時は, 「具体的にどうする?」「どうすれば達成できるかな?」などの 声がけをするなど,実行機能をフォローすることが必要です。 実行機能の『望ましい目標の想定』『合理的な手順』をしっかり詰めて, 課題を実行することが重要ですね。 <ずっと一緒だよ TASUC国立>