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2月23日 自分でスケジュールを組み立てよう

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こんばんは,TASUC国立教室の志田雪絵です。 自分の腕時計を持ち歩き,時間を確認しながら活動に取り組むことに挑戦しているKくん。 今日の療育では,時間を意識するため,先生と相談しながら各課題の所要時間を検討し,スケジュールを組み立てました。 Kくんのモチベーションは,時間どおりに療育を終わらせて,お母さんとラーメンを食べに行くこと。 そのためには,パソコンの課題の時間と量を調整する必要がありました。 前回は量が多すぎて,時間が足りなくなってしまったので, 「この間は,この勉強に何分かかったかな?」と先生と前回の振り返りをして, ブログの一部を15分で打つことを自ら目標設定することができました。 先生が,あらかじめ順番を決めて並べておいた課題のふせんを, 相談して決めた時間ごとに貼る 自分で組み立てたことで,パソコンの課題が終わった時には「先生,時間に なりました!」と報告をし,予定通りに帰ることができました。 スケジュールや時間がわかってきたお子さんは,課題の量や時間など自らスケジュールを調整できるように設定することで,いかに「主体性」を引き出せるかが重要です。 「このスケジュールをやりなさい」だけではなく「僕が自分で考えたスケジュールだ!」 という主体性をもって,日々の活動に取り組んでいきたいですね。 <ずっと一緒だよ TASUC国立>

第10回保護者学習会を開催しました!

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こんにちは TASUC国立教室の藤沼由美子です。 本日は国立教室にて、第10回保護者学習会を開催しました。 テーマは、「感覚調整の理解と対応〜行動問題を防ぐための重要な視点」。 はじめに松永先生より本日の内容に関する講義がありました。 まずは、学習の基本構造の中の特性の理解と活用について。 感覚処理の理解と対応には、ここが最も重要であるという視点が語られました。 続いて行動問題が続いていることの原因の部分について、感覚的な刺激の獲得が要因の一つになっていることをおさらいしました。 さらに、感覚処理問題の自己報告の重要性も学びました。 本人が自分から言えない困難さを抱えていることを前提にして、いかに本人がうまく自分から周りに感覚処理の辛さを伝えられるか、また、周りが気付いて環境調整をしてあげられるかが鍵になります。 また、感覚の閾値とは、どのくらいの量でその感覚に気づけるかということであることや、感覚処理の4つのタイプ(低登録、探求、過敏、回避)について、具体的な例を交えて学び、さらに、感覚調整への対応の仕方やセンソリーダイエット(適切な刺激量を摂取する)の内容も確認しました。 最後のグループワークでは、「感覚処理が要因の困った行動について解決策を出そう!」をテーマに事例を上げて、困っていることを改善するためのアイディアを出し合いました。 なにより、事例提供をしてくださったご家族への解決策を織り込んだお手紙は、愛のこもった素晴らしいものになりました! 「みんなで話すと新たな視点が生まれる」ことも共有できましたね。 一人で悩まずに、学習会で知識武装した上で、それぞれの具体的な方策をこれからも皆さんでご一緒に。 ひとつひとつ、模索していきましょう! 〈TASUC国立教室藤沼由美子〉

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