自らが全て!〜子どもたちのピークの力を把握するアセスメント〜
こんにちは。TASUC国立教室の鳥居麻生です。 クリスマスシーズンとなり、教室にもツリーを飾っています。国立教室からは大学通りのイルミネーションが綺麗に見え、お子さんやご家族の方々も景色を楽しまれています。 さて、今回はTASUCで最も大切にしているアセスメントについてご紹介したいと思います。 〈全てはアセスメントをしてから。〉 検査をしないで、手術をする医者はいません。 一人一人に応じた療育を行うために、何より大切なアセスメント。 「たすくアセスメント」は、お子さんの状態像の理解にとどまらず、明日からの具体的な目標設定を行うことまで目的の幅を広げたアセスメントです。 そのため、たすくアセスメントには、必ずご家族と一堂に会し、セッションを終了した直後に、協議を行います。 その際、お子さんの状態像を主体性(学習を支える学び=J⭐︎sKeps:7つのキーポイント)がどれだけあるかを中心に診ます。 先日、教室で行われたアセスメントの様子をご紹介します。 本人の主体性を最大限に発揮するための環境設定(コミュニケーションのためのツール、見通しを持ったり交渉したりするためのスケジュール、作業に集中しやすい机やイスのセッティング)について重点的に共有をします。 そして本人の主体性を評価する7つのキーポイントのうち特に、3つに絞って一年間の目標を定めます。 Aくんの場合は 1つめは、「自ら学習する態勢になる力(学習態勢)」。 〈相手を意識して(顔を上げて)、やりとりをする。〉 2つめは、「自ら自己を管理する,調整する力(セルフマネジメント)」。 〈活動が終わったら 自ら、スケジュールを確認する。 〉 3つめは、「自ら嬉しいことや楽しいことを期待して活動に向かう力(強化システムの理解)」。 〈自ら、楽しみなことを期待できるように、楽しみなことまでの道のりが見えるように示す。〉 一年間、この3つを軸に取り組み、本人の主体性を伸ばしていきます。 1年後の姿を楽しみに、ご家族と協働して日々取り組んでいきます! また、たすくアセスメントについては、たすくグループのホームページでも紹介しています。 https://drive.google.com/open?id=1LSd4koyki4hDEn0zY-