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3月, 2018の投稿を表示しています

自らが全て!〜学習を支える学びの力

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 こんにちは。TASUC国立教室の鳥居麻生です。 先日、3月4日でたすくグループは創立10周年を迎えました。 たくさんの方々に支えられ、またご家族や地域の支援者のみなさまと一緒に歩んできて,今があるのだと、改めて感じることができました。  さて、今回はたすくの療育で最も大切にしているのが「自ら!=主体性」です。 そのため,主体性を評価する指標として「J⭐︎sKeps(7つのキーポイント)」を掲げています。ASD支援のための教育プログラムとして,J⭐︎sKeps(Japanese Seve Key Points)アプローチを実施しています。  これは,子どもたちが多くのことを学ぶための基礎であり,中核であるポイントをまとめたものです。J⭐︎sKepsを学ぶことを柱に療育を進めることが,基本的人格を形成し,主体的名生活を送るための近道です。  これまでJ⭐︎sKepsの発想がなかったため, 幼稚園や学校などで「学習」への取り組みができない理由を、 やる気がない!と「意欲の問題」だけで済まされてしまったり、 「仕方がない」と諦められてしまったりすることがありました。  アセスメントでは,お子さんの現状と課題,将来について共通理解をして, さらに,J⭐︎sKepsの各項目及び全体的な状態像を明らかにして,具体的プログラムを立てていきます。 発達が心配なことがあれば,お近くにある「たすく発達支援室」へご相談ください。

家族との協働〜療育の成果を上げるための記録の大切さ〜

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こんにちは。TASUC国立教室の鳥居麻生です。 TASUCでは、「家族との協働」を柱に掲げ、ご家族を共同治療者としています。 毎回、ご家族に療育に同席していただき、ご家庭での取り組み方を確認しています。 先日行われた教材マスターの集いMAXでは家庭療育での取り組みを、2名のお母様よりご報告いただきました。 今回は、教材マスターの集いMAXの発表者であるAさんとの会話から、とある一コマをご紹介します。 Aさんは幼稚園に通うお子さんのお母様です。 Aさんとは早期からの療育の取り組みとして、 「家庭・外出先・幼稚園でのスケジュールの活用について」療育の経過をまとめ、発表することになりました。 入会前の様子や、入会直後の初アセスメントの様子、使用するツールの変遷などをAさんと一緒に振り返りました。 毎回、療育時に同じ場面(課題やツールの使用について)動画を撮影し、蓄積をしていきます。また、家庭での取り組みも動画に撮影し、報告していただいています。 普段の療育では目の前の課題に意識が向きがちで、本人の力の伸びを感じづらいこともあります。 動画の振り返りやツールの変遷を通して、 改めて「できていないことに目が向いて、伸び悩んでいると思っていたけど、できるようになったことがこんなにあったんだ!」とお母さん。 本人の成長を感じることができました。 これからも、ご家族とタッグを組み、日々の取り組みを記録として蓄積していきます。 そして振り返ることで評価改善を繰り返し、本人の力を伸ばしていきます! ********** 同内容で、3月10日にも行いますので、ぜひご参加くださいね。 教材マスターの集いMAX2018春 ② テーマ:「カテゴリー10の活用と具体的な療育経過」 講師:たすくメンバー2人、ファシリテーター:鳥居麻生(TASUC国立教室) 日時:平成30年3月10日(土)14:00~16:00 会場:国立市東地域防災センター 2階視聴覚室           (国立市東1-13-13) 費用:12,000円(割引制度あり。詳細は添付のご案内をご覧ください。) お問い合わせ先:TASUC国立教室                             (電話:042−505-9940  メール:kunitac

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